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まちづくりお手伝い事例

全国各地でまちづくりをお手伝いさせていただいた事例のご紹介です。

イベント支援

競い合いから発想転換

商店街どうしの連携が大成功♪

川崎市エリアマネジメント事業
・コーディネート(神奈川県川崎市)

3つの商店街の初めての合同企画会議。もちろん、緊張した空気で夜にスタート。なかよくできるのかな~。大丈夫です!商店街連携イベントは、無理して仲良くならなきゃとがんばらなくても成功します。

企画したのは「地球を冷やそう!打ち水大作戦」。真夏の暑い時期にみんなで涼しげに浴衣を着て、自分の商店街の前で、よ~いどん!で水まきをするだけ。通りのあちこちで繰り広げられる水まき。通りかかった人たちは「商店街がなかよく力を合わせてイベントをしているんだな~」とにっこり。

「時間を合わせるだけ」「肩に力を入れずにできる!」と目からうろこだったようで、ハロウィンイベントにも展開。お子さんたちもお店をまわってお菓子をもらい大喜びでした。なにより、やってる商店街の方々が楽しそうでした。

こどもたちに思い出とスポーツのすばらしさを

住民が力を合わせて大運動会!

尾山台4商合同:顧問的診断士
(東京都世田谷区)

商店街には、地域で育つお子さんの未来を真剣に考えている商店街の人たちがいます。
地域の方々と力を合わせて、昔ながらの昭和のにおいのする大運動会を開催したこときっかけに、多様な関係者の力を集結して地域を元気にしている事例です。

コロナに襲われ、外に出られない。子供を外で遊ばせてあげたい・・・。
自粛生活の毎日で、親御さんも限界。「こんな時だからこそ、子供たちにスポーツのすばらしさや体を動かす機会を提供しよう」と、ふたたび商店街の方々が立ち上がりました。

連日の話し合いの成果なのか、当日は雨も上がり、子供さんだけでなく、お母さん、お父さん、ボランティアのみなさんが大活躍。おばあちゃん、おじいちゃんも精一杯の応援。「忘れられないコロナ禍のイベント」としておこさんだけではなく、みなさんの記憶に残りました。多くの「また、やりたい。来年も参加したい」との声が集まりました。

資源はあるが、なにから始める?

イベント団体連携で
自主的PR活動

フェスティバルなかわさき・コーディネーター
(神奈川県川崎市中心市街地)

このまちには資源がたくさんあるがゆえに。どこから手をつけていいのかむずかしい。あれもあるし、これもある。贅沢な悩みかもしれませんが、それなら、企業や住民など多様な人に集まってもらい、意見やアイデアを出してもらいましょう。

まずはフォーラムを開催して、このまちの近未来を知ってもらい、みなさんとの話し合いのワークショップを開催しました。まちへの想いやアイデアがたくさん出て、そのなかから「このまちにはたくさんのお祭りやイベントがある。イベントを活用してかわさきをPRしよう」という展開になりました。ネーミングもそのまま『フェスティバルなかわさき』を頂きました。

最初は6つのイベントから始まり、最大17の秋のイベント団体が、毎年「賑やかな秋のかわさき」をいっしょにPRしています。多くの川崎ゆかりの企業に協力を得ているほか、川崎駅直結の商業施設『ラゾーナ川崎』の会場をお借りしたPRイベントも開催しています。

気がつけば、川崎。多くの関係者の方々の明るいお人柄と協力で、もう川崎とは20年以上のおつきあいです。まちづくりのなかでできた人と人のつながり、前に進めていく気持ち、できることを自主的にやる人たち。だから抜けられない、そんなまちづくり事例でした。

ワークショップ型セミナー・研修

可能性をシェアしあう醍醐味

起業・組織開発にも波及

稲枝商工会他・創業セミナー講師(滋賀県)

地域に元気を生み出すには、地元で起業する人やまちで活動する人を増やすことが欠かせません。自分を全肯定してのスタートを目指して、講義全6回+個別フォローの創業セミナーを担当させて頂きました。

一見マイナスに見える体験や資源に自分の強みや価値が隠されていること、思い切りイメージを膨らませるマップワークで未来や事業イメージ、ターゲットまでをありありと描きます。

講義はすべてグループワークで、お互いにアドバイスしたり、刺激を受けたり、学び合うことを大切にしています。仲間でシェアすることで、ひとりでは意識できなかったことに気づき、個としての成長を感じることも。リアルに言葉を交わして五感で感じることを最大限に活かします。

創業セミナーは、好評につき、複数地域合同で3年に渡っての開催となりました。
また、同様の内容で、入社1年の若手社員と就活生の入社前体験研修、自治体職員の創造性発揮研修等にも対応しています。

青年部の勉強会から発展

情報発信をシリーズ化
するまでに!

北谷町玉川青年部・元気塾 勉強会フォロー
(神奈川県川崎市)

正直言うとわたしはなにもやってないかも・・・と言いたいほど、若手経営者のみなさんのパワーがさく裂した事例です。「イベントもいいけど、自分のお店が儲かることを考えたい、それも若手でやる気のある人たちと刺激し合いたい」というご要望から始まりました。

何度か勉強会を開いて、自分は10年後どうなりたいのか、お店のコンセプト、ターゲットを改めて考えてもらい、これからどんなお店にしていくのかを真剣に考えてもらいました。仲間に発表したり、アドバイスし合ったりしていくうちに、強いきずなが生まれてきました。

勉強したことを形に残したいということで、地域情報紙に年4回の『元気塾通信』を出すことになりました。こんなこと初めてだし、お金もかかるし、結構な冒険。しかし、企画では、昔の写真クイズ、お店巡りビンゴスタンプラリー、他店紹介リレーなどなど、アイデアがぽんぽんと出てきて、ついに完成!

「こんなお店があったのか」「おもしろい!興味をもった」など、反応も上々でした。お店の活性化というと、大掛かりなイメージがありますが、ほんとうは「熱い思いのある人たちには、方向を決めたらポンと肩を押す程度でいい」まさにそんな典型的な事例です。

特産品開発

地元では食べられていない高級食材

まぼろしの特産品になりました

小諸市TMO特産品開発部会 コーディネート
(長野県小諸市)

糖度が高く、甘みがあり、煮崩れしない。その特性から関西の料亭などで使われている高級食材「白土ばれいしょ」。そんな食材があるのに地元では食べられていないのはもったいない!生産量も上げようということで始まりました。最終的にはコンテストを開いてメニューを募集することにしました。

通りを散策している観光客にも声を掛け、審査をしてもらい、いくつかのメニューが選ばれて、その中から加工できる第一弾商品として、「御牧ケ原ポタージュスープ」が誕生しました。パッケージデザインは地元イタリアンレストランの経営者の方が担当してくれました。浅間山を望む町屋館でお披露目をしたところ、あっという間に完売して「これがほんとうの幻の特産品」と新聞などに紹介されました。

その後、横浜のフレンチレストランのシェフによる試食会、東京での展示会への出展などを経て、地元のお土産物屋などでも販売することになりました。その後も長く地元の方にご愛顧いただいて、今も販売され続けています。一時ブームになりその後忘れられてしまう特産品も多いなか、地元の思い入れで長く売れ続けている特産品の事例でした。

言葉とイメージで全体像を
伝えたい時、
お役に立てます

鉄道会社の駅直結の大型商業施設の事例です。
鉄道会社は常に乗降客を増やす試みをしており、駅の機能もお客様のニーズの変化、特に女性の要望を反映したものに重点が移り、コト消費やトキ消費へと変化させています。

商業施設全体のコンセプト、ターゲット、ゾーン毎のテーマ、テナント候補などを企画し、それを具体化する際にゾーン毎のイメージコラージュを作成することもあります。
「こんなお店が入り、こんなイメージの空間になり、このように人々は時間を過ごしています」
と、言葉だけでは伝わらない雰囲気や空気感を開発に関わる人たち全体で共有する時、あるいは上層部や関係者の判断を仰ぐ際など、多くの場面で広く使われた例です。

イメージコラージュはひとつのお店づくりでも作成することがあります。
オープンに向けた経営者の気持ちがスタッフに伝わりやすくなるというメリットがあります。

一人で悩まれている町内会の会長さんなど
周りにいらっしゃいませんか?
ぜひ、お声がけください!